ベルリン名物カリーブルストの人気ショップをご紹介

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imbiss(インビス)で食べるカリーブルスト

ベルリン名物といえばCurry Wurst(カリーブルスト)です。Wurstとはドイツ語でソーセージのこと。その名の通り、ソーセージに特製のトマトソースとカレースパイスをかけた非常にシンプルな料理です。

ベルリンにはimbiss(インビス)と呼ばれる軽食を食べられる場所があります。レストランと屋台の間といった感じのこじんまりしたスタンドです。

ベルリンにあるほとんどのimbissではカリーブルストが食べられると言っても過言ではありません。もちろんアジアンimbissなどその他のimbissもありますが、本当にカリーブルストやホットドッグが食べられるimbissが多いです。

もちろん、カリーブルストが食べられるレストランもありますが、個人的には観光の合間にスナック感覚で食べることをお勧めします!

カリーブルストの人気店、「Curry36」

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ベルリンの数あるカリーブルスト屋さんの中でも人気店なのが「Curry36」です。ベルリナーに言えば知らない人はいない有名店と言えるでしょう。

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本店はUバーンの”Mehringdamm”メーリンダム駅から徒歩1分のところにあります(2016年4月現在一番近いUバーンの入り口が閉鎖中)。

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いつも賑わっていて行列ができることもありますが、割とサクサク進みますので並んでいても見た目よりは時間はかからないですよ!

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こちらがメニュー表です。カリーブルスト1個1.60ユーロ200円弱程度ですね。ちなみに、11.60ユーロは平均よりちょっとだけ高いな(と言っても2、30セント)といった感じです。

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回転率がいいので、いつもたくさんのソーセージが焼かれています。

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ベルリンではBIO(ビオ)製品が人気です。オーガニックのことで、ヨーロッパ全体としてオーガニックへの関心は高いですが中でもベルリンのものは安くてクオリティーがいいと言われています。

こちらのCurry36でもBIOのカリーブルストが売られています。

Curr36のカリーブルスト

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ケチャップのように見えて、お店の味が出るのがこの赤いソース。こちらのトマトソースは割とさっぱりしながらもコクがあります。ソーセージも深みのある味で、さすが人気店といった感じ!

皮なし?皮あり?

Currywurstを頼むとき” mit Darm”と”ohne Darm”が選べます。英語だと”with Skin” “without Skin”と書かれています。Darmとはドイツ語の腸のこと。

腸詰されているかいないかということです。腸詰されている方は私たちが想像するタイプのソーセージです。フランクフルトのような感じですね。皮なしの方には衣みたいなものが付いています。

“skin”と聞いた時、腸詰されていないソーセージになじみのない私としては、衣が付いているものが”皮つき”なんじゃないか?と思えてどちらがどちらか混乱しましたが(笑)Darmが”腸”だと聞けば、ああ、皮ってそういうことねと納得しました。

こちらが”mit Darm(ミット ダルム*)”皮つき

08こちらが皮なし”Ohne Darm(オウネ ダルム*)”です。

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*ちなみにDarmはダルムと表記しましたが、「ル」ははっきり言わず、ダームに近い感じです。

Ohne Darm (皮なしソーセージ)がお勧め!

個人的には、断然「皮なし」をお勧めします!!

カリーブルスト自体が、ソーセージもケチャップもカレー粉も食べたことある日本人にとって想像を大きく上回るような「突飛な味」ではありません。ですので、あまり大きな期待を持って食べると「いや、美味しいけど…別に普通にフランクフルトとそんな変わらくない?」となりかねません。

でも、皮なしってあまり日本じゃないですよね???衣部分にトマートソースも良く絡みますし、「日本で食べられない感じ」がある皮なしを食べてみることをお勧めします。

皮つきのソーセージの方は、ホットドッグで食べてみてはいかがでしょうか?私は、その組み合わせをお勧めします。

Curry 36 本店
【住所】Mehringdamm 36, 10961 Berlin Kreuzberg
【電話】030 25800 88336 毎日 9:00 – 5:00(深夜)営業

ベルリン動物園の駅近くにもあります。こちらの方が、観光スポット(カイザーウィルヘルム教会など)にも近いので便利かもしれませんね。

【住所】Zoologischer Garten Hardenbergplatz 9, 10623 Berlin

私のBest of Best !

私のベルリンベストカリーブルストはUバーンのHermannplatz(ヘルマンプラッツ)駅で行なわれているマーケットの中で食べられます。

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こちらの駅では地下鉄の駅から上がってすぐの広場で平日の10時〜18時まで毎日市場が出ています。(ドイツの祝日の関係で変更あり)

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その中のCURRY-ECKというお店のカリーブルストが私のベストオブベストです。

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この日も小さな行列ができていました。

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並んで待つ事数分。こちらも回転率がいいので、それほど待ちません。順番が来て、注文したらすぐに出てきます。

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こちらのお店に来たなら、絶対に「ohne Darm」です。

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こちらのお店ではカリーブルスト一つ1.40ユーロです。

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一緒にポテトを頼むのもお勧め!

カリーブルストを注文すると「Pommes?(ポムス?)」と聞かれる事が多いと思います。Pommesはフライドポテトの事。「フライドポテトは?」と聞かれるという事ですね。カリーブルストのトマトソースをポテトにつけて食べるのも美味しいので、一緒に注文する人が多いです。

マヨネーズがいるか聞かれると思います。結構がっつりついてくるので、「おおおおお、すごいマヨネーズだな。(汗)」という外国ならではの体験をするためにも、私はマヨネーズをつける事をお勧めします。

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コーヒー屋さんや、トルコ料理の屋台も出ているので、好きなものをチョイスして一緒に食べれば十分な1食になります。実は、Hermannplatzの広場には、もう一つカリーブルスト屋さんがあります。

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かなりこじんまりしたお店で、こちらの方が歴史が古く、地元の人に長年愛されいるお店です。実際、私もここのお店を友人に紹介され広場に行ったのがはじめでした。

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こちらのカリーブルストは1.20ユーロ。

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住宅地のスーパーの前に出ているような普通のimbissでは1.20ユーロくらいであることが多いです。庶民価格が1.20ユーロ。観光地や、ちょっといいお店、マルクト(市場)の中だと1.50〜2ユーロと言った感じでしょうか。

そういう意味でも、こちらのお店はすごくオーソドックスで素朴。ノーマルとシャーフ(辛口)がありますが、辛口の方はちょっとピリピリします。初めてのカリーブルストなら断然ノーマルバージョンがお勧めです。

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二つの店は同じ広場の端と端なので、1つづつ食べ比べてみてもいいでしょう。

UバーンのHermannPlatz駅、地上すぐマーケット

から〜いカリーブルストならCurry66

お勧めのフリーマーケットやカフェも多いBoxhargenerPlatz(ボックスハーゲナープラッツ)近くには、Curry66があります。

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36とか66とか紛らわしいですが笑本店の番地がその数字だったところからきているようですね。こちらは、中の席数も多く、外にテラス席もあるのでゆっくり食べられます。

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お値段は2ユーロと少しお高め。しかしソースの種類が多く、ベルリンで一番辛いカリーブルストや、牛肉100%のカリーブルストなど独自のものが多いのも特徴です!

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ぜひ、辛い物好きな方は挑戦してみてください。私は、ノーマルなものしか食べたことないのですが・・・汗

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Curry66
【住所】Grünberger Str. 66、10245 Berlin

カリーブルスト博物館(CurryWurstMuseum)

ここまで幾つかのお店を紹介してきましたが、本来カリーブルストというのは、切る角度が90度であるのが好ましいそうです。最初にご紹介したCurry36なんかは斜め切りしているので、ある意味では新勢力とも言えるでしょう(笑)

そういった、カリーブルストのトリビアを知りたいなら、カリーブルスト博物館がオススメです。小さな博物館で11ユーロするので割高に感じるかもしれませんが、その中には小さなカリーブルストの試食も付いてきます。

観光名所であるCheckpoint charlie(チェックポイントチャーリー)からも近いので、食べるだけでは物足りないあなたは是非行ってみてくださいね。こちらの動画でも中の様子が紹介されています。

気になる方はチャックしてみてくださいね。

カリーブルスト博物館
【住所】Schützenstraße 70、10117 Berlin

ベルリンに来たら、話のタネに是非一度カリーブルスト食べてみてくださいね!

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