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日本から約10時間。ムーミンの故郷フィンランドの旅。
北欧の大自然に囲まれながらも、都会的な部分と、北欧ならではのスタイリッシュさを感じられる街「ヘルシンキ」を紹介します。
ヘルシンキ中央駅へ
まずは、ヘルシンキ・ヴァンター空港に着いたらヘルシンキ中央駅に向かいます。
空港から市内へのアクセスはこれまでバスがメインだったけど、ついに2015年7月、空港内に「Lentoasema(レントアセマ)」駅がオープン!電車での移動も便利になりました。
ヘルシンキ中央駅に着いたら、インフォーメーションの係の人に日本語のガイドブックをもらうと役立ちます。
ヘルシンキ大聖堂
ヘルシンキの街に堂々とそびえ立つヘルシンキ大聖堂。
大聖堂へは必ず天気の良い日に行きたかったのに滞在時の天気予報ははあまり良くなく、祈るように訪れた大聖堂。
奇跡的に晴れ間が広がり、美しい青と白のコントラストを堪能出来ました。
そして大聖堂の前の広場が「元老院広場」。
ヘルシンキ大聖堂
【住所】Unionsgatan 29, 00170 Helsingfors
【開館時間】月-日 9:00-18:00
テンペリアウキオ教会
大きな岩をくり抜いた中に造られていることから「石の教会」と呼ばれているテンペリアウキオ教会。
教会とは思えない外観。
そして、中に入ると計算された採光のガラス屋根からの美しい自然光と、重厚な空間を感じられました。
音楽ホールとしても利用されています。
テンペリアウキオ教会
【住所】Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki
【開館時間】月-日 10:00-17:00
かもめ食堂
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんのトリプル主演映画「かもめ食堂」の舞台になったレストラン「カハヴィラ スオミ(Kahvila SUOMI)」この“SUOMI”は、フィンランド語でのフィンランドの通称です。
トラムで「Viiskulma」駅下車。
いまやヘルシンキの立派な観光スポットになっています。店員さんも日本人で、メニューも日本語。
私は、白身魚の定食を注文。
パンとサラダバー、ドリンクバーが付いていて、ドリンクバーには自家製のビールも含まれています。味も日本人に合うし、ボリュームがあってお手頃価格。
そして、ヘルシンキはとにかくカモメが多い。ヘルシンキの街とカモメはがとてもマッチしていました。
「かもめ食堂」の名前の由来に納得の街。
カハヴィラ スオミ(Kahvila SUOMI)
【住所】Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki
【営業時間】9:00-21:00
定休日:毎週土・日曜日
ファッツェル(Fazer)
フィンランドを代表するチョコレートブランドと言えば、ファッツェル。「GEISHA」チョコレートでも有名です。
せっかくなのでファッツェルのカフェでブレイクを。お土産もここで買えます。
チョコレートケーキは、とっても濃厚!ちょっと塩が効いてる塩チョコレート味でした。ドリンクにはチョコレート付き。ケーキやスイーツの他に、軽食もいただけます。
Karl Fazer Cafe
【住所】Kluuvikatu 3, Helsinki 00100
【営業時間】月~金 7:30-22:00
土 9:00-22:00 日 10:00-18:00
Made in Finland のコスメ
Frantsila(フランシラ)
フィンランドのオーガニックコスメフランシラ。100%植物由来の成分で、愛用してる日本のモデルさんも多いですよね。
どこでも買えるのかと思ったらあまり売ってるお店がなかったので、ヘルシンキ市内ならSOKOSデパートで買えます。
品揃えはあまり多くなかったけど日本で買うよりだいぶ安く買えました。
RUMENE(ルメネ)
北欧の豊かな自然で育った植物が原料のコスメブランド。ベリーや草花の香りが心地よいです。
ルメネはドラッグストア、スーパーやデパートなど、様々なお店で購入できます。値段もとってもリーズナブル。日本には未上陸なのでお土産にも良いですね。
そして、カンピ駅の「ルオホンユーリ」というお店は、自然食品やオーガニックコスメ専門店。広くて目新しいものがいっぱいでした。
地下鉄とトラムのカンピ駅。駅がとってもアーティスティック。
ルオホンユーリ・カンピ(Ruohonjuuri Kamppi)
【住所】Salomonkatu 5, 00100 Helsinki
フィンランド・ヘルシンキの旅はまだまだ続きます。
カンピ礼拝堂
カンピ駅と中央駅の間くらいにあるオレンジの大きなオブジェのような建物。
ナリンッカ広場に面した賑やかな場所の中心に位置していますが、フィンランドで一番賑やかな場所で、ひとときの静けさを味わって欲しいという思いが込められているそうです。
テンペリアウキオ教会とこのカンピ礼拝堂は、教会のイメージをいい意味で大きく覆してくれました。
革新的な木造建築で、一歩中に入ると高さ11.5メートルにおよぶチャペルホール。そして、やっぱり洗練されたおしゃれな空間でした。
カンピ礼拝堂(Kampi Kappeli)
【住所】Simonkatu 7 00100 Helsinki
【開館時間】月~金 7:00-20:00
土・日 10:00-18:00
マーケット広場(カウッパトリ/Kauppatori)
ヘルシンキには屋外のマーケットがいくつかあります。
私が訪れたのは海沿いにあるマーケット広場。スオメンリンナ島へ行くフェリー乗り場もすぐ近くにあります。
新鮮な野菜やフルーツ、サーモンなどの魚介が食べられる屋台、北欧雑貨など、様々なジャンルのお店が並んでいました。
夏のフィンランドはベリーの季節。ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーと美味しそうなベリーの隣に必ずあるえんどう豆。これは生で食べられるえんどう豆です。豆に甘味があって美味しかったです♪
マーケット広場
【住所】Pohjoisesplanadi, 00170 Helsinki
ヘルシンキのおすすめホテル
今回ヘルシンキで泊まったホテルは、カンピ駅から近い「SATO HotelHome」。カンピ駅は駅も大きく、交通の便も良いので宿泊にはおすすめの場所です。
SATO HotelHomeは名前の通り、家みたいなスタジオ型のホテルで、各部屋にキッチンがついています。リビングもバスも、黒と白で統一されていてとってもスタイリッシュ。
夏のフィンランドは夜がとっても長いので(日没が23時頃)、滞在中はカンピ駅のスーパーやマーケットで買ったフルーツや食料品で朝食を作って、朝のんびりするのにちょうど良いお部屋でした。
SATO HotelHome
【住所】Lapinlahdenkatu 8, 00180 Helsinki
http://www.satohotellikoti.fi/en/our-service/
デザイン・ディストリクト
北欧家具や北欧雑貨が日本でも人気ですが、フィンランドの中でも「デザイン・ディストリクト」というクリエイティブなお店やギャラリー、レストランなど200の店舗が集まるエリアがあります。ここでは雑貨などのショッピングをしながらおしゃれな世界をを楽しめます。
その中にはデザイン博物館もあります。デザイン博物館を訪れたらぜひ裏手にある公園へ。この小さな公園にはそれぞれデザイナーの違う椅子がさりげなく置かれてます。
フィンランドを代表する建築家、デザイナーAALTOの作品もあります。そしてAALTO好きなら、アカデミア書店の2FにあるCafe Aalto Oyへ。
デザイン博物館(Design Museo)
【住所】Högbergsgatan 23, 00130 Helsinki
【営業時間】11:00- 18:00
Cafe Aalt Oy
【住所】Pohjoisesplanadi 39, Helsinki
スオメンリンナ島
マーケット広場のあるエテラ港からフェリーで約15分。フィンランドの世界遺産の一つ「スオメンリンナ島」へ。ここは軍事要塞で、今も大砲など当時の名残があります。
トラムや地下鉄、バスの1日乗車券を購入していれば同じチケットでフェリーも乗船できます。
島に到着するとすぐにインフォメーションがあるので、まずは地図をGET。
要塞だから、攻防戦の名残を感じる島なのかと思ったら、美しい緑と景色が広がっていて、ピクニックをしている人も多かったです。とても気持ちのよい島でした。
名所をサクッと回るコースや、じっくり島内一周するコース等散策の仕方も様々。案内表示も多いので迷う事もないです。
シナモンロール
フィンランドの名物の一つ、シナモンロール。私のお気に入りのお店は、カンピ駅近くにある「KANNISTON LEIPOMO」
可愛い店内には美味しそうなパンが沢山あったけど、決めていたシナモンロールを購入。
ここのはシナモンがしっかり効きながらも甘さが控えめで美味しかったです。大きかったけどペロリと食べてしまいました。いろんなお店の食べ比べしたかったなぁ。
ヘルシンキは、色々予定を詰め込み過ぎず、ゆっくり旅するのが似合う街です。沢山のアートに触れて、とってもいい刺激をもらいました。
歩道が石畳になっている場所が多く、オシャレだけど大きな荷物を持っての移動には気をつけて下さいね。
夏のヘルシンキは一日中明るく時間もたっぷりあるので、ぜひのんびりと満喫してください♪
Have a good trip!!!!!