スペインの中央部にある、ラ・マンチャ州トレド。
旧市街地全域は1986年に古都トレドとして世界文化遺産に登録され、1561年にマドリードに遷都されるまでスペインの首都でした。
美しく情緒ある街並みはどこを切り取っても絶景。スペインの観光都市、バルセロナやマドリードとはまた全く違った旅をぜひ楽しんでくだい♪
トレド駅
マドリードから電車(AVANT)に乗って約35分。駅に着いた瞬間、駅が可愛くて一気にテンションが上がりました。駅舎内の内装はムデハル様式で、帰りの電車に乗る前にゆっくり見たくて早めにホテルを出発した程、私の中で印象に残る駅の一つです。
トレド駅は、バスの駅と電車の駅の場所が違うので、注意してくださいね。
エル・グレコ
トレドを訪れる上でキーとなる人物がエル・グレコ(El Greco)です。
ギリシア人画家グレコは、イタリアとスペインで活躍し、トレドで多くの傑作を残しました。
中世の家屋再現したエル・グレコ美術館(Museo de El Greco)
グレコが住んでいた場所と言われています。
トレド大聖堂をはじめ、グレコに縁のある場所を巡るmapもあるのでグレコツアーをするのもいいですね。
トレド大聖堂
サンタ・マリア・デ・トレド大聖堂は、トレドに来たら外せない観光スポットです。(スペイン語の地図にはCatedral Primadaや、Sacristia de la Catedralって書いてあったりしますが、全部トレド大聖堂の事です)
トレドの街の中でも大聖堂の存在感は圧倒的。
チケットを買って、パスポートと引き換えに音声ガイドが借りられます。パスポートのない人は、20ユーロのデポジットでOK。音声ガイドには日本語がないのが残念。。
ゴッシック様式の大聖堂、中に入るとすべてが細やかで美しく圧巻です!
裏口(時計の入口)から入ると無料で中の一部分だけ見られるので、時間のない人はチラッとでも覗いてみてください。
エル・グレコの『聖衣剥奪』が所蔵されています。
アルカサル
アルカサルは、王族の住まい、王室の牢獄、王軍司令部、士官学校など様々な用途で使われてきましたが、現在は博物館(Alcazar Museo del Ejercito)になっています。またカスティーリャ・ラ・マンチャ州立図書館も階上に併設されています。
街並み
中世の雰囲気をそのまま残したような建物も街も本当に美しい!全ての写真をUPしたい位どこも素晴らしかったです。
私は、駅で地図を買って街を散策しました。(それでも建物の雰囲気も似てるし小道も多く迷いましたが、、)
歴史的建造物を見逃さないためにもmapでチェック!
タホ川の向こうには城外のトレドの街が見えます。
マドリードから近いので、マドリードがメインの旅行で日帰りも出来ますが、私はトレドに泊まる事をオススメ!なぜなら、夜のトレドの街の雰囲気は情緒があってロマンチックなんです。大人な夜を楽しんでください。
という事で、おすすめディナー&ホテルもご紹介します。
La Orza
事前に調べてここでディナーを食べようと決めてたレストラン。
場所がちょっと分かりづらいけど、エルグレコのホテルの裏手にあります。
エレガントという言葉が似合うお店で、サービスも行き届いてました。
トレドという美しい街の中、テラスで食事するのは最高の時間でした。
小さいお店なので事前に予約した方が良いと思います。
トレドのおすすめホテル
http://www.hotelalfonsovi.com/ja/
今回泊まったのは、ホテル アルフォンソ6世。大聖堂やアルカサルからも近く便利な立地で、四つ星ホテルなのにリーズナブです。お部屋はコンパクトでしたが綺麗でホテルスタッフもとても親切でした。ホテル内には甲冑や鎧がディスプレイされていていて中世の歴史を感じられます。
チェックアウト後、駅までのタクシーは当日にフロントで頼むとすぐ迎えに来てくれました。
トレドの街は、坂道のアップダウンが激しいし、とにかく歩くので、歩きやすい靴で旅行されるをオススメします。私は1日城内を歩き回って世界遺産の都市を満喫しました。
自然も豊かで空気もとても気持ち良かったです。
そして他のスペインの観光都市と比べて安全な感じがしました。それも旅を心地よくしてくれる一つのポイントですよね。
Have a good trip!!!!!