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ベルリンの主要駅の一つである「Alexanderplatz(アレクサンダープラッツ)」。駅名Alexanderplatzはアレクサンダー広場という意味で、その名の通り駅前には広場があり、たくさんの人が集う観光名所でありお買い物スポットでもあります!
ベルリン観光で押さえておきたいポイントの一つでもあるアレクサンダープラッツについてご紹介していきますね!
駅前にそびえ立つ、テレビ塔!
駅を出て最初に目に入ってくるもの(…というか、たどり着く前からきっともう見えてしまっていると思いますが笑)といえば、ベルリンのテレビ塔です!
ドイツ語ではBerliner Fernsehturm、英語ではBerlin TV Towerと表記されます。とても個性的な形をしていますよね!ベルリン一のランドマークと言っても過言ではないでしょう。
・・・と、上ばかり見て写真を撮っているとトラム(路面電車)にひかれてしまいますので気をつけてくださいね。駅周辺には幾つものトラムが走っており、広場を横切っているものもあります。
世界時計
広場の端っこには「ウーラニアー世界時計」があります。
世界の各都市の時間がわかるというなんともピースフルな気持ちになれる時計です。
旧東ドイツ時代に作られたもので、「当時はかなり斬新なデザインであったに違いない」と思わせる堂々とした存在感があります。今見ても全然古い感じはしませんね。
待ち合わせ場所にもよく使われています。
アレクサンダー広場のマーケット
アレクサンダープラッツでは、クリスマスにはクリスマスマーケットが開かれます。
ベルリン市内の他のマーケットに比べるとちょっと観光客向けで商業的な感じはしますが、クリスマス以外にも、ハロウィンやイースターの時などお祝い事にはよくマーケットが出るので、クリスマス時期でなくともタイミングが良ければ楽しげなマーケットの雰囲気を感じることがきるでしょう。
メリーゴーランドなどのアトラクションもあるので、楽しむ子供達の様子を見てほっこりできますよ。
ビアガーデンも出ています。クリスマスマーケットならグリューワイン(ホットワイン)も楽しめます。寒い時期は屋内で飲む人も多いですが、天気が良いとみんな太陽を求めて外へ。
みんな本当に太陽が好きで、ちょっと肌寒い季節でも晴れているとやっぱりテラス席が人気です。
もちろん、ソーセージも売っていますよ!
アレクサンダープラッツのデパート
広場にある『GARELIA(ガレリア)』という名のデパート。
こちらの場所には旧東ドイツ時代からずーーっとデパートがあるんです。昔から、このアレクサンダープラッツという広場が市民にとって憩いの場だったことがよくわかりますね。
デパートと言っても、伊勢丹や高島屋というよりイトーヨーカドーとかに近い感じですかね。とても大衆的で入りやすい雰囲気です。
一階には化粧品やグロッサリーが売られています。
ドイツならではの食材はお土産にもいいですね。
個人的には、海外旅行のお土産探しにはスーパーマーケットをお勧めしたいところですが(よりリーズナブルなので)、駅近で手軽に立ち寄れるので短い時間で観光もお土産探しも一緒にできるという点ではアレクサンダープラッツのGALERIAはとても便利です。
茶葉など、日本で買うよりお安く買えるものなどありますので、グルメな方へのお土産にも最適ですね!
先ほども書いた通り、大衆的なお菓子は一般的なスーパーの方がもちろんリーズナブルですがそれほど多くを買わない場合や、少し高級なものを買うならGALERIAでまとめて買ってしまってもいいでしょう。
ゴディバより美味しいとも言われるスイスのプレミアムチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」のチョコレートなども買うことができますよ!
エスカレーターで上に上がれば、日用品やファッションなどのフロアに行くことができます。
憧れのRIMOWAが安く買える
ドイツで買いたいアイテムといえば「RIMOWA」!ドイツ生まれのスーツケースは、日本で買うよりかなりおやすく手に入ります。古いスーツケースできて、RIMOWAを買ってそれに入れ替えて帰る人もいるほど。
長く使える良いスーツケースを探している人は、是非ドイツでRIMOWAを買いましょう!アンペルマングッズや、ベルリンにまつわるお土産品も一緒に買い揃えられます。
アレクサンダープラッツのショッピングモール
さてお買い物と言えば、アレクサンダープラッツには「ALEXA(アレクサ)」というショッピングモールもあります。
ベルリン内には幾つかのショッピングモールがありますが、その中でもALEXAは大きすぎず小さすぎず程よい規模だと思います。
土曜日は、お買い物客で大にぎわいです。
日本のショッピングに入っているようなファッションブランドはもちろん、オーガニックの化粧品やオリーブオイルなどを扱う専門店も入っています。
アレクサンダープラッツのスーパーマーケット
そして、アレクサンダープラッツから歩いていけるスーパーマーケットといえば、ここALEXAの地下にあるEDEKA(エデカ)です。
ショッピングモールや駅の中などに入っていることの多いEDEKA。そういった理由もあって、一般的なスーパーに比べるとほんの少しだけお値段が高いものもありますが、日常的な買い物でないなら全く気にならない程度です。
お友達へのお土産など、大量に配るようなお土産はこう言ったスーパーマーケットで揃えるのがいいでしょう。
お土産にオススメ!Milka
海外のお土産で人気のMilka(ミルカ)!
お土産にオススメRitter Sport
ドイツ生まれのチョコレートといえば、Ritter Sport(リッタースポーツ)です。カラフルなパッケージが可愛いので、小さいチョコが詰め合わせになったアソートタイプもいいですね。
ドイツのお土産といえばハリボHARIBO
日本でも人気のグミといえばドイツ生まれの「HARIBO(ハリボ)」です!ちょっと硬めの食感がたまりません!
日本には売られていない珍しい味もありますので、是非チェックしてみてください。
ちなみに、ヨーロッパでは人気ですがちょっと日本人の口に合わないのが(好きな方もいらっしゃるとは思いますが)黒のハリボです。
ネットでも「世界一不味いグミ」として話題になっていましたし(参照:http://kari-kari.net/unome/2012/11/post-16.html)個人的にも美味しいとは言えませんが(苦笑)
カタツムリ上になっている「ラクリッツ シュネッケン」以外でも、黒い色のハリボは同じ味なので気をつけてください!
話のネタにはなると思いますので、「いやげもの」として買ってみてもいいかもしれません。(笑)
こんな風に大きな容器に入ったスペシャルハリボもあります。
蛇型とか、ネズミ型といった怪しげな形のものもありますが、黒いハリボを除いては多少見た目がグロテスクでもだいたい美味しくいただけるものばかりなのでご安心を。
飲み歩きにも最適なドイツ瓶ビール
ビールの種類もこんなに豊富!
一本だいたい60〜90セントくらいで買えます。(リファウンドマークがついたビルは8セント多く取られますが、ビンを返すと返金してもらえます)
BIO(オーガニック)のビールでたきものでも1.20ユーロ程度。
日本で飲んだら1本600円くらいするドイツビールも本当に手軽な価格で買えるのでいろんな銘柄を試してみましょう!
ちなみにPilsと書かれているビールが日本のビールと同じ製法で作られており味も日本のビールに近いです。
ビールの種類についてまとまっているサイトがありましたので、載せておきますね!
http://bier.jp/?q=history2
アルコールが苦手という方も、せっかくなのでノンアルコールビールを楽しみましょう!(ノンアルコールビールの種類も豊富です)
アレクサンダープラッツの、デパートや世界時計のある広場とは反対側に出ると、テレビ塔のある方に行けます。
テレビ塔に登るためのチケットには様々な種類がありますので、自分にあったチケットを購入してください。チケットの種類についてはこちらにわかりやすくまとめられていました!
テレビ塔も広場になっており、真冬を除いて天気のいい日にはたくさんの人がくつろいでいます。
この地域は第二次世界大戦中に大きな被害を受け、現在のような広場や公園に作り変えられました。
ベルリンはまだまだ至るところで大きな開発工事を行なっており、開発途中という感じです。そういった意味でも、まだまだ伸びしろの十分にある都市なんだなあと感じさせられます。
マリエン教会
広場で、テレビ塔を背にして右側に見えるのがマリエン教会です。
ベルリンで最も古い教会で、入ると左手に修復作業中のフレスコ画「死の舞踏」が透明のプラスティック板に囲まれ展示されています。
中の様子。 素朴で可愛らしい教会です。
古く歴史ある教会だけあって、たくさんの美術品が展示されています。
入場も無料なのですし、駅からもすぐなので是非立ち寄ってみてください。
白を基調とした教会内。天気のいい日には降り注ぐ日差しでキラキラと綺麗な空気が流れます。
定期的にパイプオルガンの演奏が行われているようです。タイミングが良ければ、そちらも無料で聴くことができます。
広場の中心には噴水があり晴れた日はキラキラ気持ちいいので、この日もみんな噴水の写真を撮っていました。そしてみんなその周りのベンチに腰掛けゆっくりしています。
ヨーロッパの街で一番感じるのは、こういった「何もしない時間の過ごし方」がとても上手だなぁということです。
旅行は時間が限られていると思いますが、せっかくなので何にもしないで過ごすといったような贅沢な時間の使い方もしてみところですね。
赤の市庁舎
広場のタワーを背にして右側に見えるのが「赤の市庁舎」。
ちょっと、市庁舎の前が工事中で綺麗に写真におさまりませんでしたが(苦笑)こちらも、ベルリンのガイドブックには必ず載っている名所です。
急東ドイツ時代の東ベルリンの市庁舎で、赤レンガで建てられたその外観から「赤の市庁舎」と呼ばれています。
今回は、アレクサンダープラッツ周辺のおすすめスポットをご紹介しました。
ここアレクサンダープラッツからは、ベルリン大聖堂や博物館島、DDR博物館(東ドイツ博物館)へも歩いていけるので観光の出発地にもオススメですよ!
観光にお買い物に、楽しんでみてくださいね!